シンプルじゃない、シンプルを着る。
今日は、正解より直感を。
昨日、ウィッグやカラコンをいろいろ試していた中から、今日は少しだけクールな髪型と、グレーの瞳を選びました。
せっかく雰囲気を変えるなら、服もいつもより少し大胆にしてみたくて。
手に取ったのは、やわらかなチャコールグレーのシャツです。
見る角度で、少しずつ変わる。
襟つきできちんとして見えるのに、身幅はゆったり。
前の裾には自然な立体感があって、横を向くと後ろへ長く流れるシルエット。
一見シンプルなのに、見る角度で少しずつ印象が変わります。
こういう服には、細身のボトムを合わせて、すっきり見せたくなるのですが。
……でも今日は、正解よりも直感を優先しました。
合わせたのは、エクリュのワイドパンツ。
前に深く入ったプリーツは、立っていると静かで端正。
歩くと内側の布がふわっと開いて、パンツなのに、少しだけロングスカートのようにも見えます。
トップスもボトムスも、どちらかというと布をたっぷり使ったデザイン。
組み合わせる前は、
「さすがに大きく見えるかな」
と少し心配していたけれど、チャコールとエクリュの落ち着いた配色のおかげで、意外とすっきりまとまりました。
主役が多い日は、小物を静かに。
足元は、華奢な黒のストラップサンダル。
バッグも小さめの黒にして、シルバーのアクセサリーを少しだけ。
服に存在感がある日は、小物まで張り切ると全員が主役になってしまうので、今日は控えめにしてもらいました。
歩いたときに、好きになる服。
歩くたびにプリーツが揺れて、シャツの後ろ裾にも少し風が入る。
鏡の前で完成した姿を見るよりも、外を歩いているときのほうが、このコーデの良さが分かる気がします。
値段や着回しや、似た服を持っていないか。
服を選ぶときは色々考えるけれど、ときどき理屈より先に、
「これ、好き」
と思ってしまうものがあります。
今日は、その気持ちを二つ、そのまま合わせた日。
少し背伸びしたようにも見えるけれど、グレーの瞳で見てみると、案外これもちゃんと私でした。
掲載画像はイメージです。コーデの雰囲気に近い類似アイテム・公式ショップをご案内します。