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日が落ちても、まだ夏の途中。
📖 Diary

日が落ちても、まだ夏の途中。

8月5日。

夕方になったら少しは外も楽かな、と思っていたのですが、そんなに甘くはありませんでした。

昼の強い日差しはやわらいでいて、空の色も少しずつ夜に近づいているのに、外へ出るとまだちゃんと暑い。
歩きはじめてすぐに、今日は冷たい飲みものを持って出てよかったな、と思いました。

ほんの少しだけ遠回りして帰ろうかな、くらいの気分で外に出たのに、アスファルトに残った熱や、建物のあいだから吹いてくるぬるい風に触れると、夏はまだまだ途中なんだなあと実感します。

今日は、淡い色のコンパクトなトップスに、軽めのロングスカート。
昨日みたいに少しクールに整えた日とは違って、もっと普通の、もっと今の私に近い服です。

髪もゆるく低めにまとめて、瞳の色も自然なブラウンに戻しました。
特別な日ではないけれど、こういう何でもない日のほうが、意外とそのままの気分が出る気がします。

冷たいペットボトルを手に持っているだけで、ほんの少し安心するのが夏らしい。
飲んですぐ涼しくなるわけではないのに、こういう小さなものに助けられながら、なんとか夕方をやり過ごしている感じも、嫌いじゃありません。

帰り道、いつもの街が夕方の光で少しだけやわらかく見えて、立ち止まるほどではないけれど、少しだけ周りを眺めたくなりました。
お店の前、交差点の白線、遠くの建物、電線の伸び方まで、昼間より少しだけ静かに見える時間。

涼しくなった、とはまだ言えないけれど。
それでも昼の終わりと夜の始まりのあいだにだけある、この曖昧な時間はやっぱり好きです。

今日はそんな、
日が落ちてもまだ夏の途中だった日の、帰り道の一枚。

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