18時すぎ、夏が少しだけ遠くなった。
昨日までと同じ道を歩いているはずなのに、ふと「暗くなるの、少し早くなった?」と思いました。
時計を見ると、18時すぎ。
まだ8月だし、昼間はちゃんと暑い。
外に出れば夏だなあって思うのに、夕方だけは少しずつ違う季節に近づいているみたいです。
帰り道、なんとなく空を見上げました。
真夏の夕方みたいな明るさはもうなくて、青くなりはじめた空の下に、まだ少しだけ夕焼けの色が残っていました。
街灯も、お店の明かりも、いつの間にかついていて。
「あ、夏ってずっと同じじゃないんだな」
そんな当たり前のことを、今さら思ったりして。
夏の終わりって、もっと分かりやすく来るものだと思っていました。
急に涼しくなったり、蝉の声が聞こえなくなったり。
でも本当は、こうやって少しずつなんでしょうね。
昨日よりほんの少し日が短くなって、
夕方の空の色が少し深くなって、
気づいたら次の季節になっている。
だから、このくらいの時期が結構好きです。
まだ夏なのに、ほんの少しだけ秋の気配が混ざっている感じ。
半袖で歩けるくらい暑いのに、暗くなった空を見ると、そろそろ落ち着いた色の服も着たいなと思ったり。
かと思えば、お昼になると「やっぱりまだ夏だ」と思い直したり。
季節の境目って、ちょっと曖昧です。
でも、その曖昧さがいいのかも。
今日見た空も、すごく特別だったわけではありません。
きれいな夕焼けを見に行ったわけでもないし、何か特別な予定があったわけでもなくて。
ただ、いつもの帰り道。
たまたま顔を上げたら、思っていたより空が暗くなっていた。
それだけ。
でも、こういうふとした瞬間の景色とかを妙に覚えていたりする。
夏らしいこと、今年はちゃんとできたかな。
まだやり残したこともありそうだし、もう少し夏でいてほしいような気もする。
だから「夏が終わる」と言うには、まだちょっと早い。
ただ今日は、
夏が少しだけ遠くなった気がしました。
また明日になれば、きっと暑いって言ってるんだろうけど。
それでも18時すぎの街の景色には、ほんの少しだけ次の季節が来ていました。