ツヤを足す場所、引く場所。自然に立体感をつくるベースメイク
ベースメイクって、きれいに仕上げようとすると、つい全部を均一に整えたくなります。
ツヤ肌なら、顔全体をつやっと。
さらっと見せたいなら、パウダーを広めに。
でも、顔の中には光を残したい場所と、少し落ち着かせたい場所があります。
頬の高い位置にはやわらかなツヤ。
Tゾーンや小鼻まわりは、少しさらっと。
今回は、そんな質感の差を使って立体感をつくるベースメイクを意識してみました。
頬には、光を残す
ツヤを見せたいのは、頬骨の高い位置。
ここに自然な光があると、ハイライトを強く入れなくても顔に立体感が出ます。
頬全体を光らせるというより、光が当たりやすい場所だけを残すイメージ。
横から光を受けたときに、ほんのりツヤが見える。
それだけでも、肌の印象はかなり変わります。
ツヤを足すというより、消しすぎないことを意識しています。
Tゾーンは、少しだけ質感を変える
額の中央や鼻、小鼻まわりは、頬とは逆にツヤを抑える場所。
ここまで強く光ると、全体が平面的に見えたり、テカリっぽく感じることもあります。
だから、パウダーは顔全体に均一に重ねず、必要なところへ。
Tゾーンだけ少しさらっとさせると、頬のツヤとの違いが生まれて、自然にメリハリが出てきます。
全部をマットにする必要はなくて、質感を分けること自体がポイントです。
ファンデーションは、隠すより整える
ファンデーションを重ねるほど、肌の色ムラは目立ちにくくなります。
でも同時に、もともとの肌の質感まで均一になりやすい。
今回は、全部を隠すよりも、全体を薄く整える方向で。
まずは少量を広げて、気になる部分だけをあとから補う。
肌そのものの質感が少し見えている方が、頬に残したツヤも自然になじみます。
完璧な肌をつくるというより、今の肌を少しだけきれいに見せる。
そのくらいの距離感でベースをつくると、仕上がりにも軽さが出ます。
ツヤとマットは、どちらかひとつじゃなくていい
ベースメイクには、
「今日はツヤ肌」
「今日はマット肌」
みたいに、どちらかを選ぶイメージがあります。
でも実際の肌は、全部が同じ質感ではありません。
頬には光があって、鼻まわりは少し落ち着いている。
その自然な違いを残すと、メイクしているのに作り込みすぎて見えない仕上がりになります。
今回意識したのは、
頬の高い位置はツヤを残す。
Tゾーンと小鼻はさらっと。
顔全体は薄く整える。
この3つ。
色を足さなくても、質感だけで顔の印象は変えられます。
ベースメイクは、足すことだけじゃない
メイクをするときって、どうしても何かを足すことに目が向きます。
ファンデーションを足す。
パウダーを足す。
ハイライトを足す。
でも今回は、どこを残すか、どこを抑えるかを先に考えてみました。
頬の光は残す。
Tゾーンのツヤは抑える。
肌の質感も少し残す。
全部を均一に仕上げないことで、逆に顔全体が自然にまとまって見える。
ベースメイクって、たくさん重ねなくても、質感の置き方だけでかなり表情が変わるんだなと思いました。
その日の肌を全部隠さずに、少し整えて、少し光を残す。
今回はそんなメイクを取り上げてみました。