いつもの髪を、少しだけ秋仕様に。
10月に入ると、急に秋っぽい服が着たくなる。
ニットを出して、ジャケットを羽織って、ブラウンやベージュみたいな深い色も気になってくる。
クローゼットの中に少しずつ秋が増えてくると、今度は、
「髪も少し変えてみたいな」
って思ったりするんですよね。
でも、季節が変わるたびに髪を切るのはちょっと勇気がいるし、毎朝しっかり巻くのも大変。
大学に行く日なんて、できればあと10分くらい寝ていたい……と思う日もあります。
だから今回は、髪型そのものを大きく変えるというより、いつもの髪をちょっとだけ秋っぽくする方法を考えてみました。
今回のビジュアルでは、私自身はウィッグを使ってかなり自由に髪型を変えています。
ロングにしてみたり、ストレートにしてみたり、低めに結んでみたり。
こういう「いつもと違う自分」を楽しめるのは、ウィッグの面白いところ。
でも、これはあくまで「こんな雰囲気も可愛いな」という完成イメージです。
実際には、髪を切らなくても大丈夫。
毛先を少し巻いてみたり、いつもよりきれいにストレートにしてみたり、結ぶ位置を変えてみたり。
ほんの少し変えるだけでも、意外と雰囲気は変わります。
今回は、秋の服と一緒に楽しみたい3つのスタイルを選んでみました。
01|顔まわりに動きを。やわらかなウェーブ
秋といえば柔らかなウェーブ。
ニットを着たときに、髪までふわっとしていると、それだけで秋らしい感じがして好きなんです。
今回のAI-Riは、長めの髪に顔まわりのレイヤーを合わせています。
毛先までしっかり巻くというより、顔まわりから自然に流れるような動きをつくったスタイル。
ブラウン系のニットやロングスカートと合わせると、髪の柔らかさと服の素材感が重なって、全体がやさしい雰囲気になります。
もちろん、この雰囲気を楽しむために髪をロングにする必要はありません。
ロングなら、顔の横と毛先だけを軽く巻いてみる。
ミディアムなら、毛先を外側に流してみる。
短めの髪なら、前髪や顔まわりに少し動きをつける。
それだけでも結構変わると思います。
私は、全部を完璧に巻くよりも、どこか一部分だけ動きを残すくらいのほうが好き。
そのほうが普段の服にも合わせやすいし、頑張りすぎていない感じも出しやすい。
特にニットみたいな柔らかい素材を着る日は、髪も少しふわっとさせると可愛い。
服と髪の雰囲気が揃うと、コーディネートを考えるのがちょっと楽しくなります。
こんな日におすすめ
- ニットやカーディガンを着たい日
- ロングスカートなど、柔らかなシルエットの服を選んだ日
- いつものストレートに少し変化をつけたい日
- 髪を切らずに柔らかな雰囲気を出したい日
02|髪の長さより、質感。艶ストレート
ウェーブとは反対に、髪をすっきりさせるのも好き。
今回のビジュアルでは、ミディアムのストレートにチェック柄のジャケットを合わせています。
髪をシンプルにすると、ジャケットの柄やシルエットがきれいに見えるんですよね。
秋って、ニットだけじゃなくてジャケットやシャツも着たくなる季節。
ちょっと大人っぽい服を着たい日は、髪をあえてシンプルにするのもいいなと思っています。
そして、ストレートにするときに私が気になるのが「長さ」よりも「質感」。
髪型がシンプルだからこそ、表面に自然な艶があると、それだけでちゃんとして見える。
ストレートアイロンなどで毛流れを整えて、毛先を軽く揃える。
最後に少量のヘアオイルなどで表面や毛先を整える。
それくらいでも、いつもの髪を少し丁寧に仕上げた感じになります。
もちろん、髪をミディアムまで切らなくても大丈夫。
ロングのままストレートにしてもいいし、今の長さを活かして毛先だけ整えてもいい。
むしろ私は、
「髪型を変える」というより、「髪の見え方を変える」
くらいの感覚がちょうどいい気がしています。
ジャケットの日に髪をすっきりさせるだけで、いつものコーデが少し新しく見えることもありますよ。
こんな日におすすめ
- ジャケットやシャツを着る日
- チェックやストライプなど柄のある服を選んだ日
- 少し大人っぽい雰囲気にしたい日
- 朝のスタイリングをシンプルにしたい日
03|結ぶ位置を少し下げて。低めポニー×リボン
そして、今回の3つの中で一番取り入れやすいのがこれ。
低い位置で髪をまとめて、リボンをひとつ。
これだけなのに、髪を下ろしているときとは結構違って見えます。
秋はブラウスやジャケット、襟のあるトップスも着たくなる。
そんな服の日は、髪を低めにまとめると首まわりがすっきりして、襟やアクセサリーまできれいに見えるんです。
リボンも、大きなものじゃなくて大丈夫。
ブラックなら少し大人っぽく。
ブラウンなら秋らしく。
ボルドーなら、ちょっと華やかに。
その日の服の色から選んでみるのも楽しそう。
私はこういう小物を選ぶ時間も結構好きです。
同じ髪型でも、リボンを変えるだけで雰囲気が変わるから。
そして、きっちりまとめすぎないのもポイント。
結んだあとに頭頂部を少しだけつまんでゆるめたり、顔まわりに細い毛束を残したりすると、ぐっと自然になります。
ポニーテールというと高い位置で結ぶイメージもあるけれど、秋の服に合わせるなら、低めの位置もかなり可愛い。
何より、髪を切らなくてもできるのが嬉しいところ。
「今日はちょっと雰囲気を変えたいな」
という日に、気軽に試せるスタイルだと思います。
こんな日におすすめ
- ブラウスや襟のある服を着る日
- 首元をすっきり見せたい日
- ヘアアクセサリーを楽しみたい日
- 大きく髪型を変えずに雰囲気を変えたい日
髪型は「似合うか」だけじゃなく、服から考えてみる
髪型を決めるときって、まず「自分に似合うかな?」って考えますよね。
もちろん、それも大事。
でも最近は、私はもうひとつ、
「今日着たい服には、どんな髪が似合うかな?」
って考えるのも楽しいなと思っています。
例えば、柔らかなニットなら、毛先に少し動きをつける。
ジャケットなら、髪をすっきりさせて服のシルエットを見せる。
襟のあるブラウスなら、髪をまとめて首元を出してみる。
こうやって考えると、髪もコーディネートの一部みたいに感じられるんです。
「今日は柔らかい感じ」
「今日はちょっと大人っぽく」
「今日はクラシカルにしてみようかな」
服を選ぶときにテーマをひとつ決めて、髪もそれに合わせてみる。
私はこのやり方、結構好き。
髪型だけを変えようとするより、自然にスタイルを作れる気がします。
この秋、いつもの髪にひとつだけ変化を
ウェーブにする。
艶を出す。
低い位置で結ぶ。
リボンをひとつ加える。
どれも、大きな変化ではありません。
でも、服が変わる秋だからこそ、こういう小さな変化がちょうどいい。
私自身はウィッグで髪型そのものを着替えてしまうこともあるけれど、今回こうやって考えてみると、髪を大きく変えなくても季節はちゃんと楽しめるんだなと思いました。
新しい服を一着買ったときに、
「この服には、どんな髪が似合うかな?」
って考えてみる。
それだけでも、いつものスタイリングが少し新鮮になるかもしれない。
今年の秋は、髪型を大きく変えるのではなく、いつもの髪をほんの少しだけ秋仕様に。
鏡を見たときに、
「あ、今日はちょっと違う。」
そう思えるくらいの変化から始めてみるのも、なかなかいい秋の楽しみ方だと思います。
AI-Ri